2025/12/15 (更新日:2025/12/09)
肩こりの原因は前に出た腕を支える筋肉の疲労
こんにちは。阪田接骨院の阪田です。
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現代の肩こりには、独特な原因があります。それは、デスクワークやスマホ操作によって身体の前方に出てしまった腕の重さを、背中の筋肉が常にブレーキをかけて支え続けている構造的な疲労です。
多くの人が肩こりを単なる血行不良だと考えがちですが、実際には、数キログラムある腕が正しい位置から外れ、それを筋肉の力だけで必死に吊り上げているという過酷な労働環境が背景にあります。
この記事では、肩こりがなぜ起こるのか、現代人の生活習慣が生み出す腕の位置と筋肉の関係性について、施術者の視点からお伝えします。
前に出た腕が背中の筋肉を引き伸ばす
肩こりを引き起こしている最大の要因は、体重の約６パーセントもの重さがある腕が、作業のために常に身体の前にあるという現代特有の姿勢です。
本来、腕は身体の真横に自然にぶら下がっている時、骨格によって支えられ、筋肉への負担は最小限で済みます。しかし、パソコンのキーボードを打ったり、スマートフォンをのぞき込んだりする時、腕は身体の前方へと移動します。
この時、背中や肩甲骨の内側にある筋肉は、前に倒れようとする腕の重さに抗い、後ろへ引き戻そうとして常に緊張し続けます。この終わりのない綱引き状態が、筋肉を疲弊させ、頑固なコリを作り出します。
筋肉が引き伸ばされて起こる酸欠状態
肩こりの不快な痛みや張りの正体は、筋肉が縮こまっているのではなく、むしろ持続的に引き伸ばされた状態で固まり、一種の酸欠状態に陥っているサインです。
前に出た腕に引っ張られて、肩甲骨は本来の位置よりも外側にスライドします。これに伴い、首から背中にかけての筋肉は、ゴムが限界まで引き伸ばされたような状態で固定されます。
筋肉は引き伸ばされ続けると、その中を通る血管が細く引き絞られ、血流が物理的に阻害されます。新鮮な酸素が届かず、疲労物質が排出されないこの酸欠環境こそが、揉んでもすぐにぶり返す重だるさの正体です。
まとめ
肩こりの原因は、生活習慣によって前に出た腕の重さが、背面の筋肉を持続的に引き伸ばし、血流不全と酸欠を引き起こしている構造的な問題であると結論づけられます。腕の位置という骨格的な配置を正さない限り、引っ張られ続ける筋肉の負担は消えません。
筋肉をほぐすだけでは解決しないこの構造的な課題に対し、私たちは全身のバランスという視点からアプローチします。腕の重さを正しく骨格で支えられる身体を取り戻し、不調に悩まされない毎日を送るための根本的なお手伝いをさせていただきます。
阪田接骨院では、専門家による手技で、どのような症状もピンポイントで改善しています。
- また、痛みを感じづらい施術で、効果的に症状を改善していくことができます。
身体の痛みや不快感にお悩みの方は、ぜひ阪田接骨院にご相談ください。
あなたが理想とする結果を手にできるよう、誠心誠意サポートいたします。
